総督府の命令に従わず中津川から妻籠に入った相楽総三らの一行は、ここから中山道をはずれ、清内路峠を越える。越えると伊那谷になるのだが、当時のメインルートである木曽路を通らず、峻険な清内路峠を越えたのはなぜなのか。 伊那地方は幕末には国学が盛ん…
赤報隊の相楽総三は実に不運な男であった。幕末の動乱期に斬首された、近藤勇や小栗上野之介も不運な生涯だったと思うが、それでも彼らには抹殺されなければならない理由というのが、少なくとも官軍の側にはあった。相楽は官軍でありながら、偽官軍というレ…
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